Wii0513のなんでもかんでも

頭の中を文字に。

考えを文字に起こす、とは自分を納得させること

なんでも考えてみる。

 さて、私は頭の中で色々と考える派である。それは自分にとって何の意味が?と思ったので考えてみる。その答えが「自分を納得させること」である。

 私は家庭教師の仕事をしているので、学生を教える機会は多いのだが、複雑な問題を解かせてみると多くの学生は脈絡のない解答を書いてしまう。それはなぜだろう。そこで彼らに「この回答に至った根拠は何か?」と聞くとしよう。すると驚くことに、彼らは自分たちがなにを考えて解答を書くに至っているのか、説明できないのだ。自分でもなぜか分からない、ふっと湧いてきた考えを精査せずに受け入れ、自分の考えとしてしまっているのである。こういった経験をするうちに、ふと思うところがあった。私はいわゆる「正答のある問題」には自分の論理及び根拠を明確にする(根拠として弱い場合は、不確実であることを明確に意識する)ことを得意とするが、日常でも同じなのだろうか、と。答えは否であった。

 自分の選択には責任と納得が伴うべきであると考えている私にとって、これは由々しき事態であった。一刻も早くこの状況を打破せねばならない。そこで思いついたのが、生徒たちに求めるのと同様、「説明(言語化)する」という行為である。つまり、始まりと終わりが一本の筋でつながっていることを確認するのだ。

たとえば”ダイエット”を考える

 例えば、私は今ダイエットをしているのだが、それはなぜか?と考えてみる。スタートとするのは最初に頭に思い浮かぶことである。ダイエットに関しては主に2つ、「健康面のメリット」と「外見面のメリット」である。

 健康面では、医学上適正とされる範囲に自身の体重、体組成を収めておくことで、QOLを上げることが期待される。特に大きいのが、身体を自在に動かせること、ケガや病気のリスクを低減できることだ。

 外見面では、単純に私が、肥満体である人間よりもそうでない人間の外見を好ましいと感じることが根底にある。(なお、本能による好き嫌いがあると考えており、ここに理性的な理由を以て介入することは避けている。)また、周囲から侮られにくいという意味でも世間的に「きっちりとした」外見であることは意味を持つと考えている。高齢になるほど体型を絞るのは困難とも言われるので、早期の対応が求められる。

 デメリットも考えておこう。ダイエットをすることによるストレス。食事を制限しなければならない。これはあからさまにマイナスだが、メリット2つでお釣りがくる、と感じている。仕方ないので、甘んじて受け入れよう。栄養面でも美味しさ面でも合格の冷凍食品を見つけたのでヘビロテして誤魔化している。あとはチートデイを導入していこうと思う。

 このように、細かいことをいろいろと考えて「ああ、ダイエットは自分の考え方に基づいて行われており、引き続き続けていこう」と納得するのである。結局、やることは考える前後で変わっていないが、自分の納得を確認することでスッキリし、より推進力を得る。これが私にとっては重要なことなのである。

というわけで

 というわけで、自分の頭の中をnoteで書き綴っていきたいな、と考えた次第である。考えることは好きだし、自分に納得出来たらもっと自分が好きになると思うからね。

 これにてさようなら。